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過去のイベント

H28第2回例会

日程 2016年7月6日(水)20:00~22:00
場所 株式会社岩瀬歯科商会 水戸支店 セミナールーム
内容

日常臨床におけるデジタルデンティストリーの意義と限界
歯科医師 安藤智也 先生(水戸市開業)
「デジタルデンティストリー」という言葉が登場してから今日まで数多くの技術や考え方が世に登場し、これからも大いに発展していくことは先生方もご存じの事と思います。今現在、最終補綴物の製作のみならず診査・診断・インプラント埋入・再評価等にデジタル技術が応用され、当院でも院内ラボとのコミュニケーションを図りながら日常臨床に応用してきました。今回は、1つの症例を通して、デジタルデンティストリーの実際とその限界について先生方とディスカッションしたいと思います。

BRONJ and ARONJ(ARONJの現況と症例報告)
歯科医師 佐藤篤 先生(宇都宮市開業)
BRONJ(BP製剤関連顎骨壊死)が2003年に報告され、BP製剤(ビスフォスフォネート製剤)投与患者に対する歯科治療に慎重な対応を迫られた。しかしながら、実際には骨粗鬆症のBP製剤内服投与では発症率0.01~0.02%と低率であり開業医レベルではあまり問題視されなかった。2012年ARONJ(骨吸収抑制剤関連顎骨壊死)が、2014年MRONJ(薬剤関連顎骨壊死)が報告され、BP製剤以外の顎骨壊死が問題視されるようになった。さらに、骨粗鬆症患者に対するBP製剤は内服から静注への許認可が進みBRONJの発症率は今後飛躍的に増加すると考えられる。これら整形外科領域および悪性腫瘍の現場で進化し続ける顎骨壊死関連薬剤の情報は、歯科界に対するアナウンスとしては皆無に等しい。今回、これらの最新情報を確認し、さらにISI会員としてはインプラント術後数年~十数年後のARONJ発症の危険性を認識して頂き、実際にARONJの症例を通して今後の歯科界の危険性を問題提起したい。

参加費 会員:無料
参加者 16名

今後のイベント

  • 09/07(水)例会(症例相談・検討会)
  • 09/25(日)柏井先生講演会(Dr & DH 勉強会)
  • 10/19(水)例会(症例相談・検討会)
  • 11/16(水)例会(症例相談・検討会)
  • 12/07(水)例会(症例相談・検討会)
  • 02/15(水)例会(症例相談・検討会)
  • 03/15(水)例会(症例相談・検討会)