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H28第3回例会
日程 |
2016年9月7日(水)20:00~22:00 |
場所 |
株式会社岩瀬歯科商会
水戸支店
セミナールーム |
内容 |
長期メインテナンス患者における歯の喪失に関する一考察
歯科医師 須田 聡 先生(日立市開業)
わが国では歯の定期健診を受けている人は欧米に比べ非常に少ないことが言われており、そのためかメインテナンスに関する文献も国内の報告は極めて少ないのが現状である。そこで昭和51年から平成20年までの間に須田歯科医院において3~12カ月間隔で15年以上(最長32年)平均26年間メインテナンスを受けている患者291名(女性186名、男性105名)の歯の喪失状況を調査し、論文発表を行った。これは同一施設で平均25年以上メインテナンスを受けている患者の歯の喪失に関しては日本で初めての報告であった。メインテナンス期間中の平均喪失歯数は1.7本(第三大臼歯を除く)で、喪失原因は歯周病が約25%で一番多かった。なぜ日本はメインテナンスを受けている人が少ないのか、また欧米の引用ではなく、日本人を対象とした臨床的、疫学的研究の大切さについても皆さんと考えてみたいと思います。
上顎無歯顎患者への補綴的アプローチについて 〜QOLの向上を目指して〜
歯科医師 畑中秀隆 先生(日立市開業)
無歯顎患者への補綴処置は全部床義歯による補綴が一般的ですが、患者によっては義歯を受け入れていただけない場合もあります。多くの患者は固定式の処置を希望しますが、固定式のインプラント補綴となると、外科的侵襲、患者の経済的負担、治療期間、術者のスキルなど乗り越えなければならない課題も多くあります。今回、私にとっては初めて上顎のフルボーンアンカードブリッジを即時荷重にて処置を行いましたが、このケースを通して学んだこと、また反省点を発表させていただきます。 |
参加費 |
会員:無料 |
参加者 |
19名 |
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今後のイベント
- 09/25(日)柏井先生講演会(Dr & DH 勉強会)
- 10/19(水)例会(症例相談・検討会)
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