日程 | 2014 年11 月9 日(日)10:00~16:00(6時間) |
場所 | 茨城県歯科医師会館(茨城県水戸市見和2-292) |
内容 | 「歯周組織の長期安定性を求めて」 講師:松井徳雄 先生(銀座ペリオインプラントセンター院長)歯周病は歯槽骨が吸収する感染症である。現在、歯周病は日本において35 才以上の約80% が罹患している事実から考えると、一番の国民病と言えるであろう。この歯周病の原因はプラーク、歯石であり、歯周病原因菌である。そのため実際の歯周治療はプラーク、歯石の除去が基本となる。一旦プラーク、歯石が除去されたとしても、プラークが溜まりやすい環境が残存している場合は、歯石の沈着が起こりやすくなり、結果的に歯周病の悪化につながる。そのため歯周組織の長期安定のためには、深い歯周ポケットや根分岐部病変などのプラークの溜まりやすい環境をプラークコントロールしやすい環境に改善することが大切で、これらの問題点を解決するためには非外科療法では限界があり、外科的アプローチが必要となるが多い。 私が卒業した1991 年はGTR 法が発表され、非外科、切除療法中心の歯周治療から歯周組織再生へと大きく動き始めた時代であった。その後歯周組織再生、歯周形成外科、インプラント、GBR 法、Sinus lift など歯周外科の分野が飛躍的に進歩し、それとともに患者さんのニーズも大きく変化してきた。咀嚼などの機能性や審美性の向上はもちろんのこと、その治療結果が長持ちすることが求められる時代となった。今回は良好な治療結果に永続性を得るために必要な歯周組織の長期安定性について症例を通じて考察する。 |
参加費 | ISI 会員・会員スタッフ・学生の方:無料 一般(非会員)の方:DR 15,000 円/ DH 5,000 円/ DT 10,000 円 |
定員 | 100名(先着順) |