2020-02-05 第8回例会報告

2019年度 第8回例会開催のお知らせ

日 時 2020年2月5日(水)20:00~
会 場 株式会社岩瀬歯科商会 水戸支店 3階セミナー室

茨城県水戸市白梅2丁目8-18 Tel. 029-225-6543

参加費 会員:無料、非会員:10,000円
内 容 「主に前歯部でしか咬合していない症例の約22年間の付き合い方」

歯科医師 今井文彰 先生(水戸市開業)

初診時:50歳,女性 初診日:1997年11月28日

   3~|~  7 
8 5~ | ~5

経過観察:2019年11月26日(約22年)

近所の歯科医師からの紹介で、あるご婦人が来院した。前医の先生は、自分の診療所では、毎回前歯部のテンポラリーの修理しかできないので、その後の治療をお願いしたいとのことであった。
初診で拝見すると、2~|~3 がテンポラリーで、よく外れるとのことであった。
治療経過は、2|3 は抜歯となったが、3 1~|~2 4~7 の根管治療と、歯周治療を行いつつ、仮義歯を入れて、まず上顎は 7~|~4 欠損で、31|125支台歯のコーヌスとした。
また、下顎はミリング・デンチャーとして、治療を一応完了とした。
しかし、約9年半後に、上顎のコーヌスが緩くなったと来院。内冠と外冠の間に空隙が何本かの支台歯に出来たためであろうと考え、患者さんには上顎のコーヌスをバラバラに切断して、再蝋着すれば元の通りに使えますと話した。しかし、患者さんは、上顎のコーヌスがいたく気に入っており、このコーヌスをそのままにして治して欲しいと言われた。そこで、マグネットを応用して、コーヌス義歯を治した。
更に約7年後には、コーヌスの支台歯の一本である|3 が歯根破折を起こした。この時も患者さんは今入れてあるコーヌスはそのまま使用したいという希望が強く、インプラントを応用して支台歯を修理した。現在、この症例は、その他にも色々とトラブルを解決しながら約22年になるが、患者さんは最初のコーヌスをそのまま使用している。会員の皆様には、これで良かったのかとご意見を伺いたい。

 

 

「IOSを活用したデジタル技工の歩み

(院内技工におけるデジタルとアナログの融合)」

歯科医師 菊池健志先生 ・ 歯科技工士 市毛大樹(常陸太田市)

今IOS(口腔内スキャナー)が熱い。当医院ではセレックを導入して3年半経過し、日々IOSを活用する診療スタイルが定着してきました。ワンデーセラミック、プロビ、ベニアなどIOSを用いた診療が徐々に広がり、さらに長石系、エナミック、e-max 、ジルコニア、PMMA、waxなど多様な材料も活用するようになってきました。特にジルコニア系を使用するにあたっては、ジルコニア材料の選択、バーチャル咬合器、デジタル技工とアナログ技工との融合、フェイシャルデータとのマッチング、内部外部ステイニング、CAD/CAM操作トレーニングなど課題が山積しております。そして何よりも基本となるのが適合と咬合。そのためのマイクロ下での形成、IOS用の印象技術、確実な接着と、セラミック治療はなかなか大変です。本発表においては、当院勤務の院内技工士と共にデジタル化に向けて歩んできた3年間と今後の課題を振り返ってみたいと考えております。

定 員 20名(先着順)

例会終了後に懇親会を開催します。懇親会への参加も是非お待ちしております。

締切:1月29日(水)

例会報告

参加人数 15名

ご参加ありがとうございます。

次回例会は3月4日になります。