2018-12-5 第6回例会 報告

日 時 2018年12月5日(水)20:00~
会 場 株式会社岩瀬歯科商会 水戸支店 3階セミナー室

茨城県水戸市白梅2丁目8-18 Tel. 029-225-6543

参加費 会員:無料、非会員:10,000円
内 容 「Internal Apicoectomyの可能性 ~ディスカッションの大切さ~」

歯科医師 長尾 大輔 先生(ひたちなか市開業)

今年の10月14日に開催された,スタディグループISI10周年記念講演会にて,Internal Apicoectomy(インターナル・アピコエクトミー:以下IA)という筆者が考案した新たな術式を供覧した.その際,自身の症例とともに,10年来の友人である吉祥寺でご開業の阿部修先生が,左上6の口蓋根根尖孔外に溢出した破折ファイルを,IAにより無事に除去できた症例をご紹介することができた.阿部先生は,もうこのようなケースはお断りします,と謙遜されていたが,抜歯せずに済んだことが何より,と述べられていたのがとても印象的だった.また先日,ISI副会長の北見修一先生からも,複雑な問題を抱えた前歯部の難症例に対してIAを施し,無事に改善できたと報告を受けることができた.北見先生とはISIなどを通じ,事あるごとに臨床についてディスカッションを重ねてきたため,まるで自分のことのように嬉しかった.実は,筆者が2016年に日本顕微鏡歯科学会でIAについて初めて報告して以来,学会発表をまねてトライしたけれど上手くいかなかった,という声ばかり耳にしていた.筆者に吉報を届けてくれたお二人の先生との違いは何なのだろうか?そこで今回は,北見先生の症例をご披露頂きながら,現時点での筆者の考えるIAの臨床的な可能性などを述べたい.また,皆様とともに歩んだISIの1年間についても振り返りたい.

定 員 20名(先着順)

 

例会報告

参加人数 14名

例会、忘年会ご参加ありがとうございます。

次回は2月6日です。