日時: | 2018年4月4日(水)20:00~22:00 |
場所: | 株式会社岩瀬歯科商会 水戸支店 セミナールーム |
内容: | 「狭窄歯列をみる」
歯科医師 髙野柳一 先生(いわき市開業) いつも ISI の先生の発表を拝聴させていただき、自分もこうありたいと常に刺激をうけておりま す。自分も独立して7年が経過しております。7年診療をして咬合崩壊している患者が非常に多 い現状です。う蝕は少ないというこの時代に咬合崩壊してしまう患者が多いのは何故であろうと 考えると歯列不正が1つの原因ではないかと自分の中で考えるようになり、狭窄歯列が歯列不正 になってしまった要因の1つではないかとも考えるようになりました。もちろんあくまでも要因 の1つではあります。咬合崩壊する前に何かすべきことはないかということで、今回は狭窄を解 除している患者の症例を通して皆さんと考えていきたいと思います。ISI としては珍しいかもしれませんが、小児の症例になります。 「薬剤耐性(AMR; Antimicrobial Resistance)対策アクションプランにつ いて 歯科医師 岡田倫子 先生(つくば市勤務) 抗生物質・抗菌薬などの抗微生物薬は現代の医療において重要な役割を果たしており、感染症の 治癒、患者の予後の改善に大きく寄与してきました。その一方で、抗微生物薬の使用量が増大し ていくにつれて、その薬剤の効かなくなる微生物が発生するという「薬剤耐性(AMR)」の問題 をもたらしてきました。この AMR に起因する死亡者数は、2013 年には年間 70 万人、また、有 効な対策が講じられなければ、2050 年には全世界で年間 1,000 万人が薬剤耐性菌により死亡する と推定され、がんによる死亡者数を超過すると予測されています。日本では、厚生労働省委託事 業共催で 2016 年 4 月に AMR 対策アクションプランが策定されました。国内の薬剤耐性菌の状況、 抗菌薬の適正使用、薬剤耐性に対する感染対策などを踏まえ、毎日の臨床から AMR 対策につい て取り組んでいきましょう。 |
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