2019年度 第3回例会開催のお知らせ
日 時 | 2019年7月3日(水)20:00~ |
会 場 | 株式会社岩瀬歯科商会 水戸支店 3階セミナー室
茨城県水戸市白梅2丁目8-18 Tel. 029-225-6543 |
参加費 | 会員:無料、非会員:10,000円 |
内 容 | 「顎関節へのアプローチ」
歯科医師 小野康寛 先生(ひたちなか市開業) 昨年のISI10周年記念講演会の中で、“木を見て森を見ず”ということわざにかけて、我々の歯科医療においては一部分や細部に気を取られ全体を見失うことがないように“木も診て森も診て”という気持ちが大切だと長尾会長がおっしゃっていたことに私は非常に感銘を受けました。日々の診療の中で、患者さんの主訴を解決することが一番大切なことは疑う余地はありませんが、主訴のみにとらわれ機能を含めた口腔の全体像を見失っていることはないでしょうか。包括的歯科医療が社会的貢献を果たすためには歯列・咬合を審美的・機能的に改善し、長期に安定させる治療のゴールを術者共通の治療目的とし、具現化するための診断を行うことが重要であると考えます。特に咬合再構成時に大前提となる下顎位の安定に疑問が生じている場合には、軟組織を含めた顎関節のコンディションを確認する必要があります。今回、顎関節にしぼり、私が日常臨床で気をつけていること、実践していることを拙いケースを交えながら紹介させて頂き、先生方とデスカッションしアドバイスを頂きたいと思います。
「歯周治療を再考する」 歯科医師 畑中秀隆 先生(日立市開業) 歯周治療において難しいと感じるのは、垂直的骨欠損、根分岐部病変への対応だと考える。一般的に垂直的骨欠損においては再生療法、切除療法、エクストルージョンなどを用い、根分岐部病変には再生療法、GTR法、切除療法、根分割、分割抜歯、抜歯などを用いることが多い。歯周病の病態を紐解いていくと、様々な原因が複合していることが多いが、その対応に頭を悩ませることもある。常に理想の治癒像を求めることも大事だが、必要最小限の治療介入で経過観察を行うことも患者利益につながることもある。今回垂直的骨欠損へは再生療法、根分岐部病変には経過観察を行った1症例を提示し、皆様からのご意見を伺いたい。 |
定 員 | 20名(先着順) |
例会終了後に懇親会を開催します。懇親会への参加も是非お待ちしております。
例会報告
参加人数 18人
例会、懇親会ご参加ありがとうございます。
次回は9月4日開催となりますのでご参加お待ちしております。