web例会報告 2021.10.13 

演題 侵襲性歯頚部外部吸収歯(ICR)の治療と考察

演者 及川 布美子

 

交換期における乳歯の歯根吸収は生理学的な吸収として見受けられるが、永久歯での歯根吸収は基本的には生じない。病的な歯根吸収として、炎症性吸収、置換性吸収、外部吸収、内部吸収等が挙げられる。侵襲性歯頚部外部吸収はどの分類にも当てはまらず、現在、発生因子や原因についてコンセンサスが得られていない状態である。今回は、臼歯部に生じた侵襲性歯頚部外部吸収について、確立された治療方法がなく手探りで悩みながら治療し、短期間ではあるが良好な経過を得られたので症例報告する。

例会報告

参加人数 16名

ご参加ありがとうございます。次回例会は11月10日になります。