web例会報告 2021.9.8

演題:「抜歯基準」を再考し「患者の希望」に応えた症例

Before Selecting Implant !!

 演者:神奈川県茅ケ崎市 飯田デンタルオフィス 飯田倫太郎

 抄録

私が初めて患者さんにインプラント治療をおこなったのは、代診時代の西暦2000年である。当時の私は歯の保存を試みることよりも、インプラントによる欠損補綴に熱心で興味があった。それから20年、私は50歳となり飯田デンタルオフィスの院長として17年目となった。NiTiファイルやMTAセメント、マイクロスコープやCTなど、材料や機器の大きな進化も手伝って、いまでは出来るだけインプラントによる欠損補綴を第一選択とせず、まずは歯の保存を試みるケースが多くなった。私の抜歯基準は当時と比べては変化したと感じている。

今回は、歯の保存を試みて患者の希望に応えた症例をいくつか報告させていただきながら、先生方の忌憚ないご意見を頂ければ幸いです。

 例会報告

参加人数 20名

ご参加ありがとうございます。