H28第4回例会

日程 2016年10月19日(水)20:00~22:00
場所 株式会社岩瀬歯科商会 水戸支店 セミナールーム
内容 Sinus Augmentationについて~
歯科医師 岡田 裕行 先生(つくば市開業)

上顎臼歯部の歯槽頂から上顎洞底までの骨高径が短い場合に、インプラント体を埋入するために洞底部に骨造成を行う。Sinus Augmentation、いわゆる上顎洞底挙上術には、上顎洞前壁の骨を開窓し、洞底部から上顎洞粘膜を剥離挙上するラテラルウィンドウテクニック(側方アプローチ:側方開窓術)と、歯槽頂から行うクレスタルアプローチ(歯槽頂アプローチ)が一般的である。また前者をサイナスリフト、後者をソケットリフトと呼ぶことがある。Sinus Augmentationを行うにあたりラテラルウィンドウテクニックとクレスタルアプローチの使い分けについての私見を発表させていただきます。

〜Analog Restorative Dentistry〜 Change
〜Digital Restorative Dentistry〜 Now & Future
歯科医師 秋田岳志 先生(福島市開業)
福島県福島市で開業している秋田歯科医院 院長 秋田岳志と申します。補綴はアナログからデジタルに変換していく時代に入って来たと思います。しかし、今の現状では全てをデジタル化に任せることは困難であると考えております。現在、自医院での補綴部門をアナログ部分とデジタル部分に分け、ステップごとに臨床を行っております。アナログ部分では、支台築造、支台歯形成、印象、印象後支台歯のインデックス作成など。デジタル部分では、デジタル印象、技工作業おける、プロビショナルレストレーション、様々なマテリアルの最終補綴物。これからの補綴の未来については、今年、アメリカで見てきたレーザーミリング、ロボッティクスプレパレーション。デジタル化だけではなくロボット化、そして、これからの補綴将来の方向性を探りたいと考えており、症例を通してお伝え出来ればと考えております。

参加費 会員:無料
参加者 17名