web例会報告 2023.3.8 

「こんなときどうする感染根管治療」

水戸市開業  今井文彰 先生

KeyWord:開放根管 頬側からの根管開拡 SDR CTによる診断

要旨:歯科の治療は、毎日が創意と工夫の連続である。
まず、根管治療は、施術野のPMTCを行い、どうしたらラバーダム防湿法を完全に行えるか考えることから始める。
根管治療をしなければならない歯牙は、かなり歯冠部が崩壊したり、歯肉縁下の場合の症例が多いので、この問題を解決すると根管治療はかなり楽に治療が出来ることをまずお話したい。
また今回は、前歯部の頬側及び切端からの開拡法とその症例を提示したい。
最後に全く私の根管治療の診断と治療法を変えた、歯科用CTの症例の経過をご覧に入れ、会員の皆様とディスカッションを行いたいと思います。

症例1.開放根管の症例(その1) 主訴:#35 の急化per.#36 P急発

症例2.開放根管の症例(その2) 主訴:#11#22の急化per.(両歯ともに開放根管)

症例3.開放根管でない症例 主訴:#47の急化Per.

症例4.歯冠が崩壊している症例に対する隔壁について 主訴: #21の腫脹

症例5 L側からの根管開拡が難しい症例 主訴:#43Per.

症例6.歯科用CTの導入により根管治療の術式が大きく変更された症例 主訴:#26の急化Per.

例会報告

参加人数 15名